COMMITMENT
こだわり
01 /
デザインへのこだわり
古き良きデザインを大切にしながら日本の生活様式に合わせた機能を搭載。
革新的な挑戦と遊び心を持ち合わせた素直な履き味。
ブランド名のスッピンは漢字で書くと「素嬪」
素顔なのに美人の意。余計な装飾はせず履く人のことだけを考えたブーツです。
海外のワークブーツとは違う新しいブーツを提案。
素直な履き味のブーツを探していた方にはきっと心に刺さるはず。
02 /
レーストウトウ
レースアップは「紐結び」という意味で紐で結んで足に留める形式となった靴の総称です。
いわゆる日本語では「編み上げ靴」です。
革靴の分類で良く使われる用語ですが、シューレース(靴ひも)部分のデザインで外羽根式と内羽根式の2種類に分けられます。
ワークブーツでは、レギュラートウ(外羽根式)レーストゥトゥ(内羽根式)のほうが 聞きなれた呼び方になるでしょうか。
見分け方は単純に羽部分の付き方の違いで、シューレースを通すハトメのある羽根部分が、ヴァンプ(つま先の革)の外側に縫い付けられているのが、レギュラートウ、内側に縫い付けられているのが、レーストゥトウです。SPPNはレーストウトウのデザイン。
その理由は。
甲から足首までを締め上げるのではなくつま先に近いところから締め上げられるので紐の調節範囲が広い。
イメージ的には甲から上を締め上げるデザインが多い外羽式よりもつま先に近い箇所から締め上げられるのでハイカットのスニーカーに近い感覚で広範囲で調節が可能です。
03 /
8インチハイトの魅力
ハイトの高いブーツのメリットは、ホールド感およびフィット感の高さです。
レースアップブーツの 特徴ともいえる”抜群のホールド感”は足元が守られているという感覚を与えてくれます。 足は転倒時に巻き込みやすいところです。
安全性という意味においても、より多くの部分を革で包んでいる方が安心できるかと思います。
はと目の一番上(12番目)までシューレースを通して締め上げると足首の駆動範囲が固定される感覚になります。これを窮屈に感じる場合は、一番上まで通さす2~3個通さないでだけで感覚は大きく変わり足首の駆動範囲は広がります。
車両やステップの位置などで好みは異なりますので紐の通し方でも調節できるのが魅力。
04 /
ヒールの高さと木型の関係
タンクソールのかかとのヒールベースの積み上げの高さは低目の設定しています。
足つき重視の為に高目のヒール設定にするのではなく低目の設定は、白バイ隊のブーツのイメージ。 低目にしている理由は。
バイク操作時、ステップ上での足の移動がソールの前後の高低差が少なくフラットに近いのでスムーズにできる。
タウンユースでの履き易さ。クルマのアクセルワークも高低差が少ない方のでムーズ。
低目のヒールは歩きやすさにも貢献。
そしてヒールはストレートで削っています。
カーブ状ではなくストレートで削って仕上げている理由は。低目の設定と同じく、白バイ隊のブーツのイメージ。
ヒールパット(カカトのゴム)もストレート削りで極力大き目に残すことで地面につく面積が大きい。地面につく面積も大きいと重心が安定します。 驚嘆な例になりますが女性のピンヒールはヒールが高く、細いので重心が取り難く不安定で歩き難い。
点ではなく、面で支えるられるように、極力大き目に残すした武骨ルックスのストレート削りにしました。
05 /
革へのこだわり
SPPNはアッパーには牛革を使用。牛革は強く、また革値もそこまで高額ではないからです。
バイクで転倒してしまったときアスファルトから足を守ってくれるのはブーツです。ざらざらした表面のアスファルトとの摩擦に強く破れ難いのが他の革と比較しても牛革は強度が強いからです。
06 /
オリジナルの茶芯レザー
1950年代のアメリカ製レザー製品に多く使用されていた茶芯レザー。
レザーの流通が馬革から牛革にシフトしていくとワークブーツなどにも使用されていました。当時、茶芯は高級レザーという扱いではなく、凡庸品に多く使用されていました。当時の時代背景を出来るだけ再現する為に制作したオリジナルの茶芯レザーは、新品の状態でも革の断面が覗いている表情が魅力的です。
革の 吟面を顔料で着色したレザーなので愛用していくと顔料が擦れて、芯のブラウンが露出してきます。このブラウンとのコントラスが愛用者だけの唯一無二の表情に育ってくれます。
オールド感溢れる表情に経年変化してくれるのが最大の魅力。履き込むとビンテージブーツのような雰囲気に育っていきます。
07 /
オリジナルのラフアウト
オリジナルで制作したラフアウトは、銀面(表革)を裏返し、毛羽のある床面(裏革)を表使いに使用したオイルで処理した牛革。厚み2mm強のオイルスエードです。
薄くスライスして作るレザーとは違いタフで、防水性にも優れオイリーな質感が魅力。
カラーはPURPLEとTOBACCOをリリース。
紫はハードルが高そうなイメージですが派手過ぎずない落ち着いた色目なのでワーク、ミリタリー、デニムなどのボトムとの相性も抜群。金茶のタバコはレトロな佇まい。丁度良い加減の明るさはどんなコーディネイトにも相性抜群。
08 /
Dr.Soleとは
40年以上続く台湾のラバーソール工場。20カ国のフットウエアブランドのソールを作り続け、最高のソールを提供し続けるため2011年Dr.Soleが誕生。
時間の経過や環境下で耐え抜く丈夫な製品を生む為、40年の経験と知識を元に、新しい発想や最新の材料を加え、信頼する仲間と共に製品を生み出す。市場の変化と共に進化を続けるブランド、それがDr.Soleです。
ブランド誕生は2011年。すでに10年以上経過。近年はブーツカスタムに拘る日本のリペアショップさんでの取り扱いが増えています。
SPPNは2023年立上げ当初よりSportsmanを使用。ルックスはVibram2021や2060と比較されますが素材が全然違います。完全なスポンジ素材ではなく、ラバー混合のスポンジソールになります。
ラバーが混合していないスポンジソールと比較すると多少重くはなりますが、グニュとした粘りのある質感でクッション性とグリップ力が両立。そして一般的にはクレープソールは減りが早いというイメージがありますがラバー混合の為、耐久性がアップしています。また、ハードな印象のブーツもこのホワイトソールは見た目も軽快な印象を与えます。
2024年秋の生産分からTANK SOLEはTUMAZを使用します。 スーパーグリップラバーコンパウンドを使用したタフで耐久性と安定性に優れた頼れるソール。 TUMAZはツキノワグマからインスピレーションを得たモデル。台湾の原住民がツキノワグマを「トゥマズ」と呼ぶことからこのソールの名前が生まれました。ソールの腰の部分に白いV字のバーがあるのもこのためです。
09 /
アウトソールへのこだわり
SPPNはタンクソールとクレープソールの2種類のソールパターンを採用してブーツをリリースしています。
タンクソールは迫力のルックスとクッション性、耐久性と安定性に優れた頼れるソ ール。見た目に反して履き味は柔らかく、スタンダードなソールとして人気がありアスファルトでのグリップ力が高くバイクの押し引きなどで実感できます。
クレープソールは軽量で弾力性のあるソール。ハードな印象のブーツもこのホワイトソールは見た目にも軽快な印象を与えます。
長時間の使用でも疲労度が少なく快適。グリップ力は他のソールに一歩劣りますが、モーターサイクル乗りにも人気のソール。ドライビングギアとしても操作性の邪魔になりません。
10 /
木型へのこだわり
木型は、職人達と試行錯誤を繰り返し独自に開発したEワイズの木型を使用しています。
土踏まずを絞り、カカトが立体的なのが特徴。極端な甲高幅広のものではありませんが、日本人の足に合わせているので、輸入靴よりしっくりくるはずです。
11 /
製法へのこだわり
製法はグッドイヤーウエルト。フロントは2本縫いヒールは1本。オールアラウンドグッドイヤーウエルト製法になります。
アメリカのブーツブランドの特徴(拘り)はグッドイヤーウエルト製法にあると考えます。本場アメリカを見習いワークブーツらしい雰囲気で頑固な製法で作り上げました。
12 /
ファスナーへのこだわり
古き良きデザインを大切にしながら現代の機能を搭載。
現在の世の中で気軽に愛用できる機能としてファスナーを搭載。
一度、きっちり紐は締め上げてください。着脱で紐をほどく必要はありません。
毎回、紐を締め上げた時の微調整の必要もありません。
エンジン熱でファスナーが熱くならないようにムシ隠し仕様になります。
またグローブをしたままでも操作がしやすいユニバーサル社の 大き目の引手を採用しています。
13 /
真鍮へのこだわり
レースブーツのハトメは真鍮のオールアイレット仕様。フックは使用せず全てがハトメですので何かの拍子に紐が外れる心配もありません。
エンジニアブーツで存在感があるバックルは真鍮ローラー付き舟形バックルを採用。
真鍮は使用環境や年月によって経年変化します。空気や人の手に触れると、徐々に深みを帯び黄金色から飴色へと表情を変えいきます。色が深くなりアンティークな色目になるのが魅力。
14 /
先芯へのこだわり
先芯にはスチールトウではなくホットメルトを採用。
軽量化に成功しつつ、スチールトウと比べると冷たくなることが少なく、冬場は特に外気温の影響でワークブーツの先端部分が冷えてしまうので、ホットメルトなら靴の中の環境を快適に保てます。
15 /
インソールへのこだわり
Orthlite(オーソライト)&コルクシート Orthlite(オーソライト)は、グレン・バレット氏が1997年に創業した米国のインソールサブライヤー。 アディダス、ニューバランス等のリーディングメーカーを含む 350以上のブランドに年間5億組以上のOrtholiteを提供しています。
ワークブーツでは、既存のWHITE’Sのヘリテージのラインナップよりも 優れたクッション性、軽さを追求して開発された 「4Q FORMAN」に採用されています。高い通気性、優れた耐久性、軽量性&クッション性が特徴。足裏に隙間なく適度な硬さでフィットし、踵部分の安定感を高め、力を無駄なく伝えることで歩行時のパフォーマンス性をアップ。
SPPNでは、さらにコルクシートをOrtlite下面に装備。快適性と性能をアップグレードしています。
16 /
経年変化へのこだわり
左足の履き口にはSPPNの刻印。
そして左足のシャフトの内側にはブーツオーナーさま自身が履きはじめの年月日を記入して頂くスペースあり。
ご記入いただければともに過ごした月日を確認することができます。